05774-200127 「知的財産法I(著作権法)」と「民法IB」期末試験問題
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1月24日に「知的財産法I(著作権法)」、1月27日に「民法IB」の期末試験を実施しました。
その試験問題を公開します。
知的財産法I(著作権法)
試験日時:1月24日金曜日2限
開講学部:法学部
試験科目名:知的財産法I(著作権法)
担当者:塩澤一洋
試験時間:60分
参照許可物:指定六法
以下の問に答えなさい。解答にあたって根拠となる条文は必ず条文の番号を括弧書きで併記すること。ただし法的三段論法において必要な場合を除き、条文そのものを引用する必要はない。なお解答は消えないインクで記載すること。
問1 一般的な「公衆」の意義と著作権法上の「公衆」の定義とが異なるのはなぜか。両者を明らかにしたうえで、その理由を著作権法の体系や目的に照らして論じなさい。(3年・T. K.)
問2 著作権法第2章第3節第5款に関して将来の社会に適した修正を加える場合、どのような改正が望ましいか。国会議員に提案するために、改正条文案とその理由を述べなさい。(20年・S. K.)
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民法IB
試験日時:1月27日月曜日4限
開講学部:法学部
試験科目名:民法IB
担当者:塩澤一洋
試験時間:60分
参照許可物:指定六法
以下の問に答えなさい。解答にあたって根拠となる条文は必ず条文の番号を括弧書きで併記すること。ただし法的三段論法や代入で必要な場合を除き、条文そのものを引用する必要はない。なお解答は消えないインクで記載すること。
問1 民法は何のためにあるのか。A(母親)がB(10歳の息子)にC(八百屋)で100円のリンゴ1個を買ってくるよう依頼したお使いを例として条文に代入しshio図を描き、民法の目的を図解したうえで論じなさい。
問2 A所有の土地αが詐欺によってBに売却され、B名義の登記がされたのちBからCに転売された。AB間の契約が取り消されたタイミングによってCがαの所有権を得るための要件がどのように異なるか。その相違を説明した後、別の見解にも言及しながらその相違の妥当性についてあなたの見解を論じなさい。
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